にじの家

アイアン・メイデン「鋼鉄の処女」

１９８０年のデビューアルバムだ。

私は、高校１年生だった。

当時のロックシーンは

へヴィ・メタル/ハード・ロックが、

オールド・ウェーブと呼ばれ

セックス・ピストルズ、クラッシュ、ポリスをはじめとする

パンク・ロックが、ニュー・ウェーブと呼ばれていた。

パープル、レインボー、ジューダス等のファンの私は

肩身のせまい思いをしていたものだ。

オープニング・ナンバーの「プローラー」を聴いた瞬間

涙が出てきそうだった。

アメリカのヴァン・ヘイレン

そして、ブリティッシュヘヴィ・メタル/ハード・ロックを

背負って立つであろうアイアン・メイデン

オールド・ウェーブの復活を、確信したのだった。